仕事上でやりたいことをやらせてもらう方法を、マーケティング的に考える

仕事は、仕事が早い人、仕事ができる人に集まる、という風に言われています。

技術者の仕事では、ある技術分野に詳しい人に、その技術に関する仕事が集中することが多いと思います。

これは、マーケティングで言うと、ポジショニングの考え方で説明できます。

ポジショニングとは

ポジショニングとは、簡単に言うと、ある市場で、ブランドや製品をどのように他とは違うと思ってもらうか、差別化するかということです。

そして、あるブランドや製品が、そのポジショニングを確保すると、他社が同じポジショニングで勝負することは難しいと言われています。

すでに市場にあるものと、同じようなものが他社から出されても、顧客は容易に乗り換えない、ということです。

例えば、安価なスマホのOSというポジショニングは、ほぼAndroidが独占しています。

各社、Androidからシェアを奪おうと、新しいOSを開発していますが、容易ではないでしょう。

あなたの社内でのポジショニングは?

では、これを会社の中での仕事の取り合い、に置き換えてみるとどうでしょうか。

例えば、Aという技術に詳しく、Aに関する仕事が多い人は、Aの専門家、というポジショニングを確保していることになります。

そして、仕事が集まることから、さらに経験を積むことができ、このポジショニングがさらに強固なものとなっていきます。

つまり、仕事が集まる人は、仕事が集まりやすいポジショニングを確保していることになります。

既存のものとは違うポジショニングを狙え

特定の技術が、特定の人に蓄積されていく、というのは、短期的には良いのですが、その特定の人がいなくなったときに組織として困ることになります。

このため、他の人に技術を継承させる、ということが課題になるのですが、これは、上司がそのように意識をして仕事を割り振るしかありません。

では、部下の側から、少しでも経験を積むチャンスを増やしていくには、言い換えれば、先輩から仕事のシェアを奪うには、どうすればいいでしょうか。

マーケティングの考え方では、まだ確保されていないポジショニングを確保する、というのが、一つの答えになります。

つまり、Aに近い技術やAを細分化した技術であるaの専門家、というポジショニング確保することが考えられます。または、Bという違う技術の専門家ポジショニングを確保することから始めても良いでしょう。

このようにポジショニングを確保すれば、仕事が与えられ、経験を積むチャンスが増えることになります。経験を積めば、その分野の仕事を頼まれることも増えるでしょう。

 

ポジショニング確保のためには

しかし、ここで、経験がないから専門家になれず、専門家でないから経験が積めない、というジレンマが発生します。

このジレンマを解消するには、上司に、自分がそのポジショニングを確保している、または、確保しようとしている、と思わせるということが有効と思います。

そとそもポジショニングというのは、顧客にそういうポジショニングにいる、と思われることによって確立します。つまり、顧客たる上司に、自分はそのポジショニングにある、と思わせればいいわけです。

そのためには、その分野について勉強していることをアピールしたり、その分野に関わる提案をしたり、という、4Pでいうところのpromotion、宣伝活動またはコミュニケーションが必要になります。

このpromotion活動がうまく運べば、やりたい仕事が舞い込み、経験を積むことができるでしょう。

実際に舞い込んできたときに慌てずに済むよう、実際に勉強しておくこともお忘れなく。

ちなみに、私は、開発部隊内で、マーケティング担当、というポジショニングを得るべく、各種アピール活動中だったりします。

やりたい仕事をするためにも、マーケティングの知識が役立つということになります。

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