技術者も歴史を学ぶべき理由

日本史を学びなおして

ふと思い立って、日本の歴史を学び直しています。

学ぶ中で以下のような話がありました。

古代においては、青銅器が広く使われていた。しかし、技術の進歩により鉄器が作られるようになると、実用の道具は鉄器を使い、青銅器は祭祀などの道具を中心に使われるようになった。

ここでふと気になったのです。

祭祀の道具は鉄じゃいけなかったの?なんで鉄は使わなかったの?それはなぜ?

鉄と青銅の使い分け

気になったので、鉄と青銅の特徴や製法、古代における使われ方を調べてみました。

詳細は省きますが、おそらく、装飾的な模様が入っている祭祀用の金属器を作るには、鋳物がやりやすい青銅が適していたのだと、自分なりに結論づけました。

祭祀用具は「青銅製のものを使うもんだ」という文化があったのかもなぁ、とも想像されます。「履歴書は手書きに決まってる」みたいなノリで。

問を立てると学びを得られる

今回は、歴史の勉強をきっかけに、「古代における鉄と青銅の使い分けはどのようにされていたのか、なぜそのようにしていたのか」という問を立てることになりました。

そして、この問に自分で答えるために、鉄や青銅について調べ、考えることにもなりました。

調べて考えれば、それはそこに学びがあります。学びがあれば、技術者として、人として、引き出しがひとつ増えることにもなるのですよね。

つまり、今回、問を立てて調べたことで、わたしの技術者としての小さい引き出しが一つ増えたわけです。

これが役に立つ機会があるのかどうか知りませんが、ただ、鉄に関する理解が深まったのは、技術者としては無駄ではないでしょう。

良質な問を立てる材料として、技術史を学ぼう

このように、問を立てると学びになります。が、なんとなく暮らしていると、問を立てる場、機会はほとんどないです。

そこで歴史を学べば、なぜこうしたのだろう、ということ、問を立てる取っ掛かりが必ず出てきます。

歴史で起こったこと、というのは、その時代の人が一生懸命考えて、思考した結果が残っているわけです。

つまり、「実験済み」の結果が歴史に残っているわけで、そこから問を立てれば、現実的で実際に起こりうることに役立つ問が得られるはずです。

特に、技術に関する歴史、技術史は、技術者の糧になるような問を立てる助けとなるでしょう。

技術者も、歴史を学ぶべき、なわけです。

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